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プレミアの20クラブは1年で約210億円を代理人に支払っていた!?

text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアのクラブは1年で約210億円を代理人に支払った!?
今年も大物を獲得したチェルシーだが…【写真:Getty Images】

 現在、多くのプロ選手が代理人と関係を持ち、クラブとの契約交渉や移籍交渉を任せている。当然彼らにも報酬はあり、クライアントである選手の移籍金や年俸をいくらかもらうことで両者の関係が成り立っている場合が多い。

 そんな代理人ビジネスに関して興味深いデータを英『ガーディアン』が28日に報じている。

 同紙によれば、プレミアリーグの全20クラブが、昨年10月から今年9月までの1年間で代理人に支払った金額が総額1億1500万ポンド(約213億円)にもなるとのこと。

 全クラブ中最も多いのはチェルシーで、約1680万ポンド、日本円にして約31億円を代理人に支払ったそうだ。

 チェルシーに次ぐ金額を記録したのは今夏大型補強を敢行したリバプールで、約1430万ポンド(約26億円)となっており、その後ろにマンチェスター・シティ、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドと続く。

 悪質な代理人も増え、「選手よりも大金を稼ぐ」と言われる大物代理人が幅を利かせている。故にそのビジネスの是非も問われる昨今だが、それにしても驚くべき金額である。

 日本では来年から代理人の制度が大きく変わるが、イングランドやヨーロッパのようにビッグビジネスに発展するのだろうか。

 代理人に支払われた金額のランキングは以下のようになっている。

1.チェルシー 1677万1328ポンド(約31億円)
2.リバプール 1430万8444ポンド(約26億円)
3.マンチェスター・シティ 1281万1946ポンド(約24億円)
4.トッテナム 1098万3011ポンド(約20億円)
5.マンチェスター・ユナイテッド 797万5556ポンド(約15億円)
6.ウェスト・ハム 638万339ポンド(約12億円)
7.エバートン 575万3269ポンド(約11億円)
8.サンダーランド 527万6674ポンド(約9億8000万円)
9.アーセナル 429万3407ポンド(約8億円)
10.ストーク・シティ 398万6850ポンド(約7億4000万円)
11.ニューカッスル 387万6250ポンド(約7億2000万円)
12.スウォンジー 378万4090ポンド(約7億円)
13.ウェストブロムウィッチ 349万3745ポンド(約6億5000万円)
14.QPR  324万2668ポンド(約6億円)
15.サウサンプトン 276万6444ポンド(約5億1000万円)
16.アストン・ビラ 257万7866ポンド(約4億8000万円)
17.ハル・シティ 245万9010ポンド(約4億6000万円)
18.クリスタル・パレス 220万0797ポンド(約4億1000万円)
19.レスター 160万8418ポンド(約3億円)
20.バーンリー 71万1024ポンド(約1億3000万円)

【了】

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