水戸を退団する鈴木隆行【写真:Getty Images】
水戸ホーリーホックは28日、元日本代表FW鈴木隆行と来季の契約を結ばないことを発表した。
現在38歳の鈴木は2011年に水戸に加入し、J2通算126試合出場24得点を記録。昨季は12ゴールをマークしたものの、今季は3得点と苦しんでいた。
アメリカでプレーしていた2010年に一度現役引退を決断したが、翌年の東日本大震災によって地元が被災したことで翻意し、水戸で選手に復帰。
その際「経営も苦しいと聞いたので、僕の強い希望で」と、アマチュア契約を結び、加入当初は報酬ゼロでプレーしていた。
クラブの広報活動にも進んで参加し、駅前で試合告知チラシを配るなど水戸の顔として地元・茨城のために力を尽くしていた。
本人からコメントなどは発表されておらず、現役続行か再び引退か、去就は不明となっている。
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