「シンジはあり得る状態からは遠く離れている」
27日付のキッカー紙は、アーセナルに対するドルトムントの敗北を「イングランドへの出張での酔い覚めの確認」としている。
また同紙は「困難なハンディキャプを抱えてBVBがスタートしたイングランドで、全くハッピー・エンドではなかった」として、サノゴの先制点をドルトムントにとっての「ハンディキャップ」とした。
キッカー紙によるアーセナル戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり
【GK】バイデンフェラー「3」、【DF】ピシュチェク「4」、スボティッチ「3」、ギンター「5」、シュメルツァー「4」【MF】ベンダー「4」、ギュンドアン「4」、ムヒタリヤン「5」、グロスクロイツ「5」、【FW】オーバメヤン「5」、インモービレ「5」。こちらも途中出場の香川に採点は付与されていない。
キッカー紙は記事の最後で、香川について次のように言及している。
「彼は後半になってようやく現れる。日本人はまだなおドルトムントの最初の時期の優れたコンディションを探し求めている」
クロップは香川について、キッカー紙に対し「シンジはあり得る状態からは遠く離れている。彼は自身の問題を抱えている。私はより良くなることが出来ると信じているよ」とコメントを残した。
指揮官の香川への信は厚く、揺らいでいないようである。
【了】
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