右ウイングでの起用が望まれている本田圭佑【写真:Getty Images】
負傷者の影響もあり、試合ごとに布陣を変更しているミラン。フィリッポ・インザーギ監督はチームの理想型を未だ決めかねている。4-3-3と4-2-3-1を併用し、フォワードと中盤の組み合わせは確立されていない。
ミランの公式TVである『ミラン・チャンネル』は、前線は本田圭佑を含めた“創造的な3トップ”にしたいと考えているようだ。同TVの記者であるフランコ・オルディネ氏は、「本田、ジェレミー・メネズ、ステファン・エル・シャーラウィが良いね」と語っている。
また、新加入のジャコモ・ボナベントゥーラに関しては中盤での起用が望ましいようだ。同選手は右ウイングと右インサイドハーフで起用されている。しかしながら、3トップに攻撃的な選手を起用するためには中盤での起用が求められている。
キャプテンのリッカルド・モントリーボも復帰することで、ようやく中盤の選手も出揃うミラン。フェルナンド・トーレスの起用など問題は山積みのインザーギ監督だが、最適解を導き出すことは出来るのだろうか。
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