15連勝の記録に並んだアンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、現地時間26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節バーゼル戦を0-1で勝利を収めた。
試合後の記者会見に姿を見せたアンチェロッティ監督は、1960-1961にミゲル・ムニョス監督と2011-2012にモウリーニョ監督が記録した15連勝の記録に並んだことに関して「嬉しいけど、ほとんどはファンタスティックなシーズンスタートを見せている選手たちのおかげだ」と、謙遜しながらチームを絶賛した。
「普段と同じプレーはできなかった、いつもよりテンポが少し遅かった」と、チームのプレーが普段のように輝いていなかったと認めるも「ゴールを決めてからはゲームの支配に成功した。大切なのは勝利を手にしたということだ」と、勝ち点3の重要性を評価した。
また、今季CLデビューを果たしたGKケイラー・ナバスのパフォーマンスに関しては「ケイラーは落ち着いて良い試合をした。守備が良かったから、彼の才能をすべて証明できる機会はなかったけど、安定していた」と述べた。
日本代表のFW柿谷曜一郎が属するバーゼルの決勝トーナメント進出に関しては「今はリバプールよりバーゼルの方が上だと思う。良いフィジカルコンディションを持ち、整っているチームだ。アンフィールドでプレーするのは誰にとっても安易ではないけど、バーゼルは少し優勢だ」と、ポジティブな見解を出した。
リバプールに勝ち点で2の差をつけ、グループ2位につけているバーゼルは、最終節でそのリバプールの本拠地に乗り込む。なお、レアル・マドリーの首位通過は確定している。
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