決勝点を挙げたFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節が現地時間26日に行われ、FW柿谷曜一朗の所属するバーゼルはホームでレアル・マドリーと対戦して0-1で敗戦を喫した。
マドリー相手に勝利すれば、グループステージ突破に大きく近づくバーゼル。しかし、相手は昨季の王者であり、アウェイでは1-5と大敗しているだけに厳しい展開が予想された。
前半開始から積極的に仕掛けるバーゼルは、開始早々の3分にチャンスを迎える。しかし、これはイケル・カシージャスに代わりスタメン出場のGKケイロル・ナバスががっちりキャッチ。
そのままバーゼルが勢いに乗るのかと思われたが、昨季王者はすぐさま修正し、ボールを支配。バーゼルをじわじわ攻め立てる。
バーゼルの守備が集中し、得点が生まれないまま進んだ35分。先にゲームを動かしたのはやはりマドリー。FWカリム・ベンゼマが左サイドを突破し、中央へマイナスのグラウンダークロス。待っていたクリスティアーノ・ロナウドが難なく決めて先制に成功する。
せめて、前半で追いつきたいバーゼルだったが、40分にはデルリス・ゴンザレスが決定的チャンスを外すなど決定力を欠き前半を1点ビハインドで折り返した。
後半に入り、ペースの落ちたマドリーを攻め立てるバーゼル。FWシュケルゼン・ガシが56分、62分に決定機を迎えるが得点ならず。70分のFWブリ―ル・エンボロのシュートも枠をとらえられず時間が過ぎて行った。
リズムの悪いマドリーも70分、ベンゼマに代えてアシエル・イジャラメンディを投入。流れを変えようと試みる。しかし、追加点は生まれない。
後の無いバーゼルは、76分にアーメド・ハムディ、83分にマルセロ・ディアス、87分に柿谷を投入するも同点ゴールは生まれずタイムアップ。
マドリーが1点を守りきり、首位通過を決めた。
敗戦したバーゼルは、最終節にアウェイでリバプールと対戦。勝てば自力で決勝トーナメント進出となる。
【了】
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