ホームスタジアムで脅威の得点率を誇るアントニオ・ディ・ナターレ【写真:Getty Images】
ウディネーゼのFWアントニオ・ディ・ナターレは、23日に行なわれたキエーボ戦でセリエA通算200ゴールを達成した。名実ともに偉大なストライカーの仲間入りを果たしている同選手だが、実は“最強の内弁慶”かもしれない。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が興味深いデータを紹介している。
ディ・ナターレは現在セリエAで400試合に出場し、200ゴールを決めている。ちょうど2試合に1回ゴールを決めている計算だ。そして、そのうち実に128ゴールはウディネーゼのホームスタジアムであるフリウリで決めたものなのである。
さらに、同選手のホームでの勝負強さは近年さらに磨きがかかっている。今季は7ゴール全てがホームで記録したものであり、昨季はホームで19試合に出場し14ゴールを決めた。2009-2010シーズンにいたっては、20試合中19試合でゴールを決めるという驚異的な記録を残しているのだ。
ディ・ナターレはまさにウディネーゼファンにとっては最高のストライカーと言えるだろう。彼が出場するフリウリの試合では、ゴールを拝めないことの方が珍しいのだから。
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