「厳しい批評の一部に耳を傾けなければならない」
25日付のドルトムントの地元紙ルール・ナッハリヒテンは「チーロ・“インターナツィオナーレ”」という見出しを付けた。「インターナツィオナーレ」とは「インターナショナル」のことである。
同紙は「BVBの夏のお買い物インモービレはロンドンで新しいチャンスを望む」として、また「マルコ・ロイスの欠落によって1つのポジションに空きが出る。そこから利益を欲するのはチーロ・インモービレである。イタリア人は今までめったに周囲を納得させることが出来ない」とする。
ドルトムントの地元紙もインモービレを取り上げているが、キッカー紙とは論調は異なる。
ホームでのアーセナル戦での50メートルを独走しての鮮烈なゴール、アウェイのアンデルレヒト戦での先制ゴールを評価しながらも、「大きく高い前評判でイタリアからBVBに移籍したインモービレはとりわけ、厳しい批評の一部に耳を傾けなければならない」と手厳しい。
要するにドイツ国内では結果を残せていないことの裏返しとして、「チーロ・“インターナツィオナーレ”」ということである。インモービレを薦めるところはなく、少し突き放した印象だ。
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