シュトゥットガルト監督就任が噂されるベルティ・フォクツ氏【写真:Getty Images】
日本代表DF酒井高徳の所属するシュトゥットガルトのアルミン・フェー監督が辞任を表明した。24日に公式サイトが発表している。
シュトゥットガルトは、昨季2度の監督交代と残留争いを受け、同クラブで優勝経験を持つフェー監督に再建を託した。
しかし、12節を終えて2勝3分7敗で最下位。しかも、失点が26でリーグ最多となっている。その責任を取り、現地時間23日に行われたアウグスブルクとの試合で敗戦後、クラブに辞意を伝えたという。
フェー監督は「12試合で勝ち点9は余りに少ない。選手たちはこの数字が表すよりも優れている。だから責任は私にある」と、辞任の理由を説明している。
また、ベルント・ヴァーラー会長は「(アウグスブルクに)負けはしたが、彼の仕事ぶりに納得していた。しかし彼の決断を尊重する事にした」と、同監督の意思を受け入れた。
後任についてはまだ決まっていないが、ドイツ紙『シュポルト・アインス』は、EURO96でドイツ代表を優勝に導いたベルティ・フォクツ氏が有力と報じている。
フォクツ氏は10月に2008年から率いていたアゼルバイジャン代表の監督を辞任しており、現在はフリー。同会長も名前こそ明かしていないが「すでに可能な候補者には電話をした。金曜日には発表できると思う」と、話している。
この件についてフォクツ氏は、今のところコメントはしていない。
また同紙は、他の候補者として、昨季同クラブを残留に導いたフーブ・ステフェンス氏、フィリックス・マガト氏、ミルコ・スロムカ氏の名も挙げている。
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