昇格チームに対するドローは「後退」
23日付のルール地方の地元紙デュッセルドルフ・エクスプレスは「再びロイスが壊れる!」とした。「まさかそんなことがあるものか」と大きな見出しで、パダーボルン対ドルトムントの一戦を報じている。
デュッセルドルフ・エクスプレス紙:「67分にマルコ・ロイスのドラマの次の章が書き記された。パダーボルンのマルヴィン・バカローツはセンターライン付近でこちらへと全力を挙げてどよめきを起こし、ドルトムントの選手に残忍に当たった」
同紙はかつてドルトムントに所属したバカローツの「ボールに行ったつもりだった。決してわざとじゃない。あの頃トレーニングキャンプではマルコ(・ロイス)と相部屋だったんだ」というコメントを掲載した。
クロップはデュッセルドルフ・エクスプレス紙に対して次のように述べている。
「(ロイスの)足はひどく腫れていた。我々は悪い診断結果を予想している。(ロイスがタックルを受けた場面については)不快なシーンだ。理解して消化するのは難しいね。あれはレッドカードだよ。ばかげた行為だ、ばかげた行為だよ」
ドルトムントの指揮官は「ばかげた行為」と2度繰り返した。
一方、パダーボルン監督のブライテンライターはビルト日曜版に対して「マルヴィン(・バカローツ)はBVBを愛している。試合の後には、顔が真っ青だったよ」と、バカローツを擁護した。
またビルト紙は「彼(ロイス)にとっては個人的にはドラマで、ボルシア・ドルトムントにとってはまた後退である。昇格チームに対するドローはドルトムントをさらに先に進めない」と記している。
BVBを愛する誰もが顔を歪める結果となった。
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