インテルの新監督ロベルト・マンチーニ【写真:Getty Images】
セリエA第12節ミラン対インテルが現地時間23日に行なわれ、インテルはアウェイで1-1と引き分けに終わった。
この試合で、インテル復帰後初采配となったロベルト・マンチーニ新監督は、試合内容に満足していると語った。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
試合後のインタビューでマンチーニは、「ダービーはいつだって難しい試合になるし、今日もそれは同じだった」と、ミラノダービーが特別な試合であることを強調した。
また、インテルは14日にワルテル・マッツァーリを解任し、マンチーニを新監督に据えた。初采配がミラノダービーとなったことについては、「我々は5日間しか準備をする時間がなかったから、今日のプレーには満足しているよ。選手たちはよくやってくれた」と語り、試合内容に満足していることを明かしている。
一方で、チームに改善の余地があることも指摘した。
「すぐにでも変えなければいけないことは、チャンスを確実にゴールに結びつけることだね。今日、マウロ・イカルディが試合開始直後のチャンスをものにしていたら、試合は違ったものになっただろうからね」
マンチーニにとって、多くの怪我人を抱えた中での初采配で、アウェイ扱いのダービーを引き分けに終わったことは大きいだろう。今後、自らの戦術を浸透させていくことで、インテルを浮上に導くことは出来るのだろうか。
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