負傷し担架で運ばれるドルトムントMFマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第12節が現地時間22日に行われ、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでパダーボルンと対戦して2-2の引き分けに終わった。
この試合でMFマルコ・ロイスが64分にパダーボルンのMFマルビン・バカロルツのファウルを受け再び負傷。そのまま病院に直行している。23日の公式サイトによれば右足首の靭帯断裂であることが判明した。
ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、「靭帯断裂の疑いがある」と示唆。ユルゲン・クロップ監督も「重症かもしれない」と長期離脱の見解を示していた。
そして23日の正式な診断の結果、右足首靭帯断裂と発表。復帰は1月上旬の予定で、ウインターブレイク後の再開には間に合う見込みのようだ。
クロップ監督は、試合後にショックを隠せず「信じられない。何も言うことができない」と、コメント。元ドルトムントの選手でもあるバカロルツについては「以前から気を付けるように話していた。彼は確かにすばらしい人物だ。しかし、あれはやりすぎだ」と非難していた。
それに対しバカロルツは「クロップの怒りも理解できる」と非を認めた上で「もちろん傷つけるつもりはなかった」と故意ではなかったことを主張。試合後、すぐにドルトムントベンチに謝罪に向かっている。
ロイスは、2014年だけで6度の負傷離脱をしており、ドルトムントは再びエースを欠いて2014年を戦うこととなってしまった。
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