判定を嘆くユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第12節が現地時間22日に行われ、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでパダーボルンと対戦して2-2の引き分けに終わった。
ドルトムントは前半に2点を先行しながらも、後半に追いつかれ連勝を逃している。香川は先発するも見せ場を作れず58分に交代となっている。
試合後、ユルゲンクロップ監督は「引き分けに関しては問題ない。選手たちは全力でプレーした」と、選手たちには敬意を示し、最終的な結果は受け止めている。
前半と後半でまったく違うチームになってしまったと話すクロップ監督。失速してまった後半について「相手に多くのロングボールを許してしまった」と、明かした。
それでも、多くのチャンスを作り、80分にはMFケビン・グロスクロイツがゴールネットを揺らしたかに見えたが、無情にもオフサイドの判定。この判定は、オフサイドとされたMFミロシュ・ヨイッチはプレーに関与しておらず、ゴールを決めたグロスクロイツはオンサイドに思えた。
クロップ監督は「我々は3点目を取れていた。誰が見てもオフサイドには見えないだろう」と納得できない様子。そして「3-1での勝利が妥当だった」と、話している。
また、この試合でMFマルコ・ロイスが再び負傷。正式な診断結果はまだ発表されていないが、靭帯断裂の疑いがある様子。クロップ監督も「信じられない。何も言うことができない」とショックを隠せず、「重症かもしれない」と、長期離脱の見解を示した。
クロップ監督は、疑惑の判定とロイスの負傷について「それは、持ち合わせるポテンシャル以外のものだ」と、不運を嘆いている。
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