ケルンのMF長澤和輝とFW大迫勇也が、ドイツの文化について語った。21日のケルンの公式サイトが2人のインタビューを掲載している。
ドイツではカーニバル(謝肉祭)と呼ばれる祭典があり、その期間、人々は様々な仮装をして祭りを楽しむ。中でもケルンで行われるものは有名であり、大きな盛り上がりを見せる。
今年は11日にカーニバルが行われたが、その際のケルンの練習も例外ではなく、選手が赤いアフロのかつらと、赤鼻を身に着け練習を行った。
今夏からケルンに移籍した大迫は「信じられなかった。日本では考えられない」と、初めての体験に衝撃を受けた様子。そして、「説明するのも難しい」とコメント。しかしながら「楽しかったけどね」と、まんざらでもなったようだ。
一方、2013年12月から在籍している長澤は多少慣れており、友達にインターネットで写真を見られ、“何してるの?”と尋ねられた際には「ケルンではこれが普通なんだよ」と、答えたという。
プロの練習であったとしても、お祭りを楽しむドイツ。2人が一番違うと感じているのは日曜日の過ごし方のようだ。
大迫は「日本にはコンビニがあって、いつでも何でも買うことが出来る」と、日曜日は店がすべて休みであることに驚いている。長澤もドイツに来た当初、知らずにスーパーへ朝食を買いに行くと、閉まっていたというエピソードを明かした。ただし「幸い近くのカフェが空いていて何とかなったけど」と、朝食にはありつけたようだ。
言葉についても当然大きく違うと感じている。ドイツ語はやはり難しい様子で、「細かい話や専門的な話になると厳しい」と漏らしている。
しかし、レストランでメニューがわからない場合は「ヴァス エンプフェーレン ズィー?(何がお勧めですか?)」と聞けばよいと長澤はドイツ語で応え、日常的に問題ないことをアピール。続けて大迫も、それがおいしい場合に「レッカー!(おいしい)」と言えばよいとドイツ語で話した。
2人共ドイツに来て1年になろうとしているが、まだ同時にプレーする機会は少ない。ドイツにも慣れてきた2人がケルンで同時に活躍することが期待される。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→