バイエルン・ミュンヘンが、アリアンツ・アレーナの借金返済を終えた。20日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
2006年ドイツW杯に向けて、2005年に建設されたアリアンツ・アレーナは、現在バイエルンおよびブンデスリーガ2部の1860ミュンヘンのホームスタジアムとして使用されている。
バイエルンはスタジアム建設の際に費用を借金。以来、3億4600万ユーロ(484億4000万円)を25年計画の分割で返済していく予定だった。しかし、近年の好成績と共に売り上げが上昇。25年計画がわずか9年半で完済したという。
昨季の売り上げが既に5億2800万ユーロ(739億2000万円)で新記録だったが、それでもスポンサー料から借金を引いてのもの。
今後は借金もなくなり、スタジアムが完全にクラブのものとなるため、更なる増収が予想される。
健全経営のブンデスリーガの中でも群を抜いているバイエルン。今後はその豊富な資金の投資方法に悩まされそうだ。
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