MF香川真司とMFマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
ドルトムントは、左足首を負傷していたMFマルコ・ロイスが22日に行われるパダーボルン戦に出場可能と判断している。20日に行われた記者会見でユルゲン・クロップ監督が明かしている。
9日に行われたボルシアMG戦で左足首を負傷し、全治2週間と診断されていたロイス。代表を辞退し、治療に専念していた。14日にはランニングを開始した同選手だが、22日のパダーボルン戦の出場は微妙とみられていた。
20日の記者会見でクロップ監督は「特に問題ない」と話しており、公式サイトでも出場可能と発表している。さらに、ドイツ紙『ビルド』によれば、同日行われた11対11の練習で主力組として無事参加したようだ。
日本代表の試合から戻ったMF香川真司も同様に問題なく練習に参加し、ロイスと共に主力組に名を連ねている。
手続きの問題で代表に参加しなったものの、筋肉系の問題と胃腸炎だったFWピエール=エメリク・オーバメヤン、腰痛で代表離脱していたDFウカシュ・ピシュチェクも主力組で参加。クロップ監督は「練習後にもう一度確認する」と、明かしたものの出場には問題なさそうだ。
DFソクラティス・パパスタソプーロスに関しても回復は順調なようで、出場停止の次節の後には復帰できる見込み。
しかし、復帰濃厚と見られていたMFヌリ・シャヒン、オリバー・キルヒ、そして全体練習に合流したヤクブ・ブワシュチコフスキについては、長期離脱後ということもあり、同監督は「ロイスと同様そこまでかからないが、理想的なのはもう少し時間を与えることだ」と、慎重な姿勢を崩さない。
さらにDFマッツ・フンメルスに関しては2,3日予定より遅れているようで「我々が予想していたほど回復は早くない」と、話している。さらに「一晩で奇跡が起こるわけはないが、アーセナル戦に間に合うことを望んでいる」と、復帰を待ち望んでいる。
30日に行われるアウェイのフランクフルト戦には、全員が復帰できそうなドルトムント。まずは、パダーボルン戦に勝利してベストメンバーを揃えたいところだ。
【了】
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