チャンピオンズリーグ(CL)第4節のボルシア・ドルトムント対ガラタサライ戦で、ガラタサライサポーターによる座席の破壊、投げ入れ事件の犯人の顔写真が公開された。18日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
11月4日に行われた同試合では、興奮したガラタサライサポーターがピッチ内に発煙筒や爆竹を投げ込むなどして2度にわたり中断。さらに約3.6kg座席を破壊し、12メートルの高さからの投げ入れが発生している。
担当検察のビルギット・チルリエス氏は「誰にも当たってはいなかったが、これが当たれば死人が出ていたかもしれない」と、明かし殺人未遂の容疑で犯人を探していた。
ドルトムント警察は、スタジアムの監視カメラを使用し、ビデオ検証を実施。犯人を特定に成功した模様。
犯人は20~30代の男性でひげを生やしており、事件当時はガラタサライのユニフォームを着ていた様子。さらにその下には、白い長袖のジャケットを着ていたようだ。
スタジアムの座席は13席破壊されており、この男の他にも犯人はいると予想されているが、ドルトムント警察は、まずこの写真を元に全力で捜査に当たるとしている。
そして、一般市民にも写真を公開し、協力を求めている。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→