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ドルトムント、ドイツ代表GKツィーラー獲得を計画か? 代理人「常に問い合わせは来ている」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ドルトムント移籍の噂があるツィーラー【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントは、ドイツ代表でハノーファーのGKロン=ロベルト・ツィーラーの獲得を計画している。18日の『ユーロ・スポーツ(ドイツ版)』が報じている。

 現地時間18日に行われたスペイン代表との親善試合では、負傷離脱したバイエルン・ミュンヘンのGKマヌエル・ノイアーに代わり、先発フル出場を果たしたツィーラー。スペイン代表の攻撃を無失点に抑え、1-0の勝利に貢献している。

 そのツィーラーが2015年夏にドルトムントへ移籍するかもしれない。

 2017年までハノーファーと契約を結んでいる同選手だが、700万から900万ユーロ(約9億8000万円から12億6000万円)の違約金でトップクラブへの移籍が可能な条項が含まれているという。

 ドルトムントには、同じくドイツ代表のGKロマン・バイデンフェラーとオーストラリア代表のGKミシェル・ランゲラクが在籍。だが、ヴァイデンフェラーが既に34歳で、さらにW杯以降のパフォーマンスが上がらないとして、同選手に白羽の矢を立てた様子。

 ツィーラー自身も2013年に同紙のインタビューで「いつかはタイトルのとれるようなビッグクラブでプレーしてみたい」と明かしており、実現する可能性は高いと同紙は述べている。

 同選手の代理人もドイツ紙『ビルド』に対し「常に多くのクラブからの問い合わせは来ている」と、ドルトムントとは明言していないが、オファーがあることを明かした。

 しかし、現在ハノーファーは11節を終えて4位。一方のドルトムントは15位と今のところはハノーファーの方が順位は上である。ヴァイデンフェラーの契約も2016年まで残っており、代表クラスのGKを3人抱えるには多すぎると同紙は述べている。

 さらにチャンピオンズリーグ(CL)のことを考えたとしても、ハノーファーの方が出場の可能性は高く、非現実的だ伝えている。

 移籍の噂の絶えないMFマルコ・ロイスもタイトル獲得を目標としており、ドルトムントにとっては、まず来季のCL出場権を獲得することが絶対条件になりそうだ。

【了】

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