19日に行われたJリーグ理事会でJFLのレノファ山口の来季J3参入が決定した。
先月、ホームスタジアムの環境やクラブの運営体制をJリーグに報告し、J3ライセンスを取得。その後正式に入会するための現地審査を受け、事業収益1億5000万円以上などの条件を満たすことが確認された。
さらに9日の栃木ウーヴァFC戦でJFLリーグ戦4位以内を確定させたレノファ山口は、2日にホームで行われたHonda FC戦に4568人が来場し、年間平均観客動員数2000人以上の条件をクリア。
最後に残されていたJFL年間4位以内を9日にクリアし、理事会の承認待ちとなっていた。
そして理事会が行われた直後、記者会見場に集まった報道陣らの前でJリーグの村井満チェアマンから直接電話でJ3参入決定を報告された。
レノファ山口の河村孝社長は「今日という日はスタートラインであり、第一歩を踏み出すに過ぎないとも考えています。これからJ3リーグという舞台で戦うことになりますが、山口県民の皆様に、これまで以上に夢・感動・元気を発信し、山口県に地域貢献していきたいと思います」とクラブ公式HPでコメントしている。
クラブ創設9年目にしてJリーグに挑戦する資格を与えられたレノファ山口。来季Jの舞台でどんな戦いを見せてくれるのか注目だ。
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