ティム・ケーヒル【写真:Getty Images】
W杯後の5試合で1勝1分3敗と不調に陥っているオーストラリア代表。先月はカタールに史上初めての敗戦を喫し、昨夜はライバル日本に完封負け寸前だった。その試合後の選手や監督のコメントを、オーストラリア代表公式HPが紹介している。
セットプレーの流れから2失点を喫したことについて、アンジ・ポステコグルー監督は「セットプレーが終始ひどかった。このレベルでは到底受け入れられない」と失望を隠しきれない様子。
CBを務めていたアレックス・ウィルキンソンは「1点目はあまりにも簡単にファーポスト側をフリーにしてしまった」と反省した。
そして、「ポジティブな点はセットプレーを修正するのは簡単だということ。もうすぐアジアカップがやってくるけど、僕たちにはセットプレーで簡単にゴールを許す余裕などない」とアジアカップに向けて気を引き締める。
この試合のゴールで日本戦8試合5ゴールと再び“日本キラー”ぶりを発揮したティム・ケーヒルは「僕はいまのチームを本当に信じている。マシュー・レッキーとロビー・クルーズのスピードやジェームス・トロイージの創造性を見ただろう。僕らはもっとやれるよ」と、チームがアジアカップに向けてさらに向上できることを強調する。
アジアカップはオーストラリアにとってホームになり、「メルボルンやシドニーで4万人が観戦に来れば話は違う。今日ただのチャンスだったものはゴールになるはずだ」と自信をのぞかせた。
「我々は何も恐れてはならない。失うものは何もない。今日勝つことではなく、すべては1月のために」とチームを鼓舞するケーヒル。34歳のベテランは母国開催のアジアカップでの再出発を誓う。
【了】
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