「期待されてる連覇に挑戦したい」
アギーレジャパン発足後6試合は選手個々にとってアピール優先だったが、ここから本大会に入っていかに勝利を最優先に考える集団になるのか。それを限られた時間でやっていくのは難易度が高いと言える。
それでも日本はアジアでは負けられない。2000年レバノン、2004年中国大会の連覇に続く、2度目の連続優勝を果たすことが、彼らに課せられた使命だ。それは前回の修羅場をくぐった本田もしっかりと心得ている。
「アジアカップっていろんなハプニングはあるじゃないですか。実際、連覇がどれだけ難しいものなのか……。精神的な部分でも大会中、いろんな発見があるとは思いますし、参加できるんであれば、その緊張感、難しさを存分に味わえると思う。そういう中で、期待されてる連覇に挑戦したいなと思います」
本田のアジアカップ出場に向けては今後、ミランとの激しい綱引きが行われるのは間違いないが、攻撃の絶対的リーダーであるこの男がいなければ、アギーレジャパンは戦えない。それだけは間違いない事実である。
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