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日本代表 10年前

外国人記者が見た豪州戦。“ザック流”4-2-3-1での勝利に「世界レベルでは無理。2018年に向けて何か考えないと…」

text by 編集部 photo by Getty Images

「アギーレ監督はハーフタイムに効果的な采配ができた」

――前半は、互いに得点なく0-0で終えました

ショ「両チームとも勝ちたい気持ちが見えなかった。アジア杯前に負けたくないと思っているんじゃないかな」

チェ「香川にもっと頑張って欲しい! 日本の攻撃が『凄い!』となるのは香川と本田のコンビネーションが上手くいったとき。これはずっと変わっていない事実ね」

――後半は、スタートから遠藤に代えて今野を投入しました

ショ「遠藤はゲームメーカー、今野はゲームブレーカー。ある程度、守備を強化したのかも」

チェ「4-2-3-1にスイッチしてから全体は安定したけど、アンカーがいなくなってDFはちょっと不安だからね」

――その今野が先制点を取りました。交代策が成功しましたね

ショ「そうね。日本は4-2-3-1になって試合をコントロールした。今野と長谷部のプレッシングが凄く効いている。香川にスペースも生まれたし、岡崎へのサポートも増えた。アギーレ監督はハーフタイムに効果的な采配ができたね」

チェ「4-2-3-1に戻ってから、自然に日本のいいサッカーが出た。ザックジャパンと同じように、このチームはアジアでならこのフォーメーション、この選手でどの相手にも勝てるんじゃない?」

――岡崎が待望の新体制初ゴールを決めましたね

ショ「良かった。全体としても、相変わらず動きの質は高かったし、その上で点を取った。センターFWにとってパーフェクトなゲームね」

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