スペイン代表GKイケル・カシージャス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのスペイン代表GKイケル・カシージャスは、18日に行われるドイツ代表との親善試合に向けて代表チームを取り巻く現状について言及した。
“代表回避”の疑いがかかっているチェルシーのFWジエゴ・コスタとMFセスク・ファブレガスの忠誠心に関しては「最大だよ。参加できなかった選手達も最大の忠誠心を持っていると思う。セルヒオ・ラモスの発言はこれ以上気にする必要は無い」と名前こそ出さなかったものの、両者を擁護した。
彼らの不在を生かして活躍しているマドリーのMFイスコについては「彼らとは違うタイプで頭角を現しているセンセーショナルなプレーヤーだ。地に足を着けているし、持ち上げられても冷静だ。代表でもマドリーでも彼のことは良く面倒を見ている。僕も彼の成功に喜んでいるよ」と絶賛した。
また、カシージャス自身はドイツ戦で代表出場160試合という大記録を打ち立てる。自らの代表での去就については「監督の望む時まで、そして僕が招集に値する間はここにいるよ。マドリーでは波乱万丈な時期があったけど代表での枠を勝ち取るにはクラブで日々最高レベルを維持せねばならない」と述べた。
2010年南アフリカW杯準決勝以来となる両国の対戦は「素晴らしい一戦になる」と述べ、ドイツ代表がEURO予選で勝ち損ねた勝ち点については「我々も南アW杯の後は、ポルトガルやアルゼンチンとの親善試合で困難な時期を過ごした」と理解を示した。
それでも「ドイツ代表は現世界王者だから、最大のリスペクトを払わねばならない」と気を引き締めた。
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