今季マンUに加入したディ・マリア【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドが今季第一四半期の収支報告を発表し、昨季との比較で損失が4800万ポンド(約87億円)に及ぶだろうと、17日付英紙『デイリーメール』が伝えている。
ユナイテッドは昨季リーグ戦で7位に終わり、ヨーロッパカップ戦への出場権を逃した。収入は全体で8.7%程度減少、その金額はおよそ3800万ポンド(約69億円)から4800万ポンド(約87億円)と推定された。
マンチェスター・ユナイテッドは昨季チャンピオンズリーグに出場し、ベスト8進出。グループステージから含めヨーロッパで10試合を戦った(グループステージ6試合、決勝トーナメント4試合)。
今季はキャピタル・ワン・カップも早期敗退。昨季に比べ大きく試合数を減らしている。
この試合数減によりマッチデー収入、そしてテレビ中継の放映権料による収入が見込めなかったことが大きな損失に繋がった。
今季プレミアリーグ史上最高額となる5970万ポンド(約108億円)でMFアンヘル・ディ・マリアを獲得するなど、補強に大金を費やしている。
それにも関わらず、ここまでリーグ戦7位と今ひとつ調子が出ておらず、批判の多かったデイビッド・モイーズ体制よりも成績が振るわないと揶揄された。
負傷者続出という緊急事態ではあるものの、今季もトップ4を逃すような失態は許されないだろう。
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