ピッチに発煙筒が投げ込まれたドルトムント対ガラタサライ戦【写真:Getty Images】
ガラタサライサポーターが殺人未遂の刑に処するかもしれない。17日、ドイツ紙『ビルド』が報じている。
4日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のボルシア・ドルトムント対ガラタサライ戦は、ガラタサライサポーターが発煙筒や爆竹をピッチに投げ込み二度の中断。犯人を特定すべくドルトムント警察によるビデオ検証が行われていた。
ドルトムントの裁判所は検察に対し、17日にその映像の提出を要求。裁判所による審議が行われる。
同紙によれば、一部の興奮したガラタサライサポーターが座席を破壊し、それを12メートルの高さから投げ入れた模様。座席の重さは約3.6kgあり、担当検察のビルギット・チルリエス氏によれば「誰が当たってはいなかったが、これが当てれば死人が出ていたかもしれない」と、明かしている。
すでに警察側のビデオ検証は終了し、犯人が特定できている様子。裁判所は、検察に証拠品として提出させることを決定した。
同紙によれば、これは重大な犯罪行為であり、検察は殺人未遂を求刑。刑が確定されれば最悪の場合、複数年の禁固刑はまぬがれないようだ。
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