今夏リバプールに加入したララーナ【写真:Getty Images】
リバプールは今夏、ルイス・スアレスをバルセロナへ放出。加えて、ダニエル・スターリッジが負傷離脱を強いられるなど昨季の主力を欠き、調子が上がらない。
今夏の移籍市場でリバプールに加わったイングランド代表MFのアダム・ララーナは、2人のいないクラブの現状を嘆いている。17日英紙『エクスプレス』が報じた。
昨季は「SAS」(Suarez And Sturridgeの略)が2人合わせて52ゴールとチームを牽引。
しかし、あまりに影響が大きすぎたのか、2人の穴を埋められない今季はリーグで11位と低迷。チャンピオンズリーグも4試合を終えてわずかに1勝しか挙げられていない。
ララーナは「スアレスを失い、スターリッジがいないのは難しいと分かっていた」とコメント。
「昨季とは異なった方法で勝利を目指すしかない。みんなで協力する必要がある」と、チームのさらなる団結を求めた。
11試合を消化したプレミアリーグでリバプールはここまで4勝2分け5敗の勝ち点14、14得点15失点という成績となっている。
昨季の同時期は7勝2分け2敗の勝ち点23、21ゴール10失点となっており、好守に渡り低迷していることが明らかに。
ララーナは「チームが一つになって再びトップ4へ」と話している。次節のクリスタル・パレス戦でスタリッジ復帰かという噂も報道されている。彼の存在でチームが団結、浮上のきっかけを掴むことが出来るだろうか。
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