酒井高徳をミランのスカウトが視察?
日本代表は18日、ヤンマースタジアム長居でオーストラリアと対戦している。アジア杯前、最後の親善試合となったこの一戦、ハビエル・アギーレ監督はホンジュラス戦のメンバーからDF内田篤人に代えてDF太田宏介を起用した。
先発メンバーについて、現地で取材するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏は「やっぱりこのメンバーが『本物の日本代表』」と語った。
注目の選手には「遠藤。前回は良かったけど、もっと強い相手との試合ではどうなるのか?」と前回の代表復帰で得点を決めるなど存在感を示したベテランの存在を挙げた。
また、フットボールチャンネルのマネージング・エディターを務めるチェーザレ・ポレンギ氏は「酒井高徳に注目。この試合にミランのスカウトが視察に来ているらしい」と本田圭佑が所属するACミランが酒井高に興味を持っていることを明かした。
立ち上がり、日本はやや押し込まれる展開が続くと17分、MFマシュー・レッキーにヘディングから枠内にシュートを放たれるピンチを迎えるも、GK川島永嗣が防いで失点を許さず。
その後は、オーストラリアのウイングを中心として攻撃に対して日本はDFラインの裏を狙うなどカウンターで応戦するも、互いに得点には至らず。
この展開にチェーザレ氏は「リズムが悪い。シュートまで行けていない。パスでチャンスを作らないと。せっかく武藤と岡崎がいるんだから、もっと縦パスを狙うべき」と指摘した。
対して、オーストラリアについては「コンパクトで自然に良い守備をしている」と評価。ショーン氏も「日本は良くないけど、オーストラリアの方がホンジュラスより組織があるチーム」と相手のレベルの高さを称えた。
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