ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のサフェト・スシッチ監督【写真:Getty Images】
16日に行われたEURO2016予選でイスラエルに惨敗を喫したボスニア・ヘルツェゴビナ代表。
前半に2失点すると、後半開始早々にCBのトニ・シュニッチがまさかの一発退場。その後も立て直すことができず、イスラエルにさらに1点を加えられて敗れた。
その試合後、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のサフェト・スシッチ監督は怒りをメディアにぶつけえた。『ラジオ・サラエボ』が伝えている。
W杯後の試合でわずか1勝しか挙げられず、EURO予選は未勝利のままグループ下位に沈んでいる状況で、スシッチ監督の進退も危ぶまれている。それについて「私の進退についてあなたがたジャーナリストたちと話したくない」とコメントした。
しかし、「数日中に決断を下すつもり」と近いうちに何らかの動きがあることも示唆している。
さらに「W杯出場を決めたとき私はボスニアで最も人気のある存在だった。しかし、今は最も嫌われているだろう」と自虐的に語っている。
大方の予想ではこのまま辞任すると見られているスシッチ監督。イスラエル戦後は完全に自信を喪失した様子だったが、どのような決断を下すだろうか。
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