トルコの未払いに憤慨するマインツのハイデルSD【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ1部と2部では、海外リーグから多くの移籍金未払いが発生している。その中でマインツに対する額は57万5000ユーロ(約8050万円)のようだ。17日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
同リーグは約30件の移籍金未払いが起きており、総額で1300万ユーロ(約18億2000万円)に及ぶという。
その一部はシャルケでも発生。当時同クラブに在籍していた現バイエルン・ミュンヘンのDFラフィーニャが、ジェノアに移籍した際の移籍金の一部である470万ユーロ(約6億5800万円)が支払われていない(https://www.footballchannel.jp/2014/11/16/post56335/参照)。
さらにマインツでも発生しており、トルコの2クラブからの移籍金の支払いが完了していないという。フェネルバフチェから17万5000ユーロ(約2450万円)、エラズスポルから40万ユーロ(約5600万円)が未払いのようだ。
マインツのクリスティアン・ハイデルSD(スポーツディレクター)は「これらのクラブは非常に不誠実で実に遺憾だ」と、怒りをあらわにしている様子。
この状況に対し、ブンデスリーガは、FIFAを通じて支払いに応じるように圧力をかける意向を示している。
それでも、「2、3年はかかるだろう」と、ハイデルSDは嘆いている。
【了】
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