ジエゴ・コスタとビセンテ・デル・ボスケ監督【写真:Getty Images】
スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、スペインラジオ『オンダ・セロ』で16日に代表チームへの忠誠心が疑われたチェルシーのFWジエゴ・コスタとMFセスク・ファブレガスについて言及した。
ジエゴ・コスタとセスクは、8日に行われたプレミアリーグ第11節リバプール戦に出場した際に負傷したとクラブが発表したため、代表招集が見送られた。しかし、一部メディアによってジョゼ・モウリーニョ監督による“手引き”で意図的に代表招集を避けた疑いを持たれている。
そのため、デル・ボスケ監督は「彼らが復帰した際には他の選手が彼らのポジションにいるかもしれない。脅しではない、現実だ」と、レアル・マドリーのMFイスコら若手が台頭するチームでの立場は安泰ではないことを強調した。
そのイスコについては「彼のフィジカルコンディションによって別のワークもこなせる攻撃的なMFだ」と守備にも貢献できる点を高く評価した。
さらに、イスコのほかにMFコケやFWアルバロ・モラタら20代前半の若手が多く名を連ねたチームについては「ポジティブにいなくてはいけない。シャビ、X・アロンソ、ビジャやフェルナンド・トーレスのような世代が繰り返されるのは困難だが、近いうちに実現できる。実際にそろそろ近づいていると思う」と、未来へ向けて期待を膨らませた。
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