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日本代表 10年前

「シャビ・アロンソのプレー集を見た」。アンカーという新たな役割に挑む長谷部。豪州戦は最初のハードルに

text by 元川悦子 photo by Getty Images

豪州戦は“アンカー長谷部”にとって最初のハードルに

 18日に控えたオーストラリア戦(大阪)は間違いなくホンジュラス戦よりタフな試合になるだろう。相手も10日から日本入りして調整しており、本気で勝ちに来ている。

 メンバーを見ても、日本キラーのケイヒル(ニューヨーク・レッドブルズ)やクルーズ(レバークーゼン)など能力の高いアタッカー陣を擁するだけに、警戒が必要だ。

「最近のオーストラリアは見てないから分からないですけど、ケイヒルがいますからね。やはりヘディング強いんで、そのセカンドボールは大事になってきますね。

 アンカーのポジションの選手が競って、負けたとしても、後ろに人数が足りてればいいわけですし、そこで勝てるのが一番いいですけど、後ろがたとえば2対2の状況になったりっていうのは避けたいですけどね。いろんなやり方があると思います」

 それを分析し、対策を講じ、チーム全体に徹底させるのがリーダーである長谷部の役割だ。次のゲームは30歳にしてアンカーという新たなポジションにチャレンジする長谷部の最初のハードルになるかもしれない。

【了】

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