トラパットーニ氏はギリシャ代表監督就任か【写真:Getty Images】
ギリシャ代表は現地時間14日にEURO2016予選でフェロー諸島と対戦して0-1で敗戦。翌15日にギリシャサッカー連盟は、クラウディオ・ラニエリ監督の解任を発表した。
ブラジルW杯ではベスト16に進んだものの、その後のEURO2016予選では3戦未勝利。さらにFIFAランク187位で弱小国が代名詞のフェロー諸島にも敗れた。その責任を問い、同連盟は監督の解任に踏み切った。
後任についてはまだ発表されておらず、18日に行われる親善試合のセルビア戦は監督不在で臨むことが濃厚の様子。しかし、ドイツ紙『ディー・ヴェルト』の情報によれば、後任には同じイタリア人監督のジョバンニ・トラパットーニ氏の名前が挙がっているという。
トラパットーニ氏は2013年までアイルランド代表監督を務め、現在はフリーの状態。ヨーロッパのクラブで数々のタイトルを手にした名将だ。戦術も他国では守備的と非難されたが、守備的戦術を得意とするギリシャ代表であれば、その哲学は浸透しやすい可能性は高い。
しかし、代表監督として大きな功績を残せておらず、就任が決まるかはまだ不明である。
本大会出場も厳しい状況のギリシャ代表。果たしてEURO2004王者は、イタリアの老将に再生を託すのだろうか。
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