エバートン時代のルーニー【写真:Getty Images】
イングランド代表ウェイン・ルーニーは14歳のころ、一度はフットボーラーをやめようと思っていたと告白した。現地時間の14日『インディペンデント』が報じている。
そんなルーニーの気持ちを変えたのは、エバートン時代の恩師コリン・ハーベイ氏。彼は選手、監督、そしてコーチとして40年以上もクラブに携わっていた。
「14歳でフットボールを楽しめなくなっていた時に、コリン・ハーベイが大きな助けとなってくれた。彼のお陰でもう一度フットボールを愛せるようになった」と話すルーニー。
「フットボールと同じくらいボクシングが好きだったんだけど、(ハーベイ氏に出会い)フットボールに集中することにした。あれは正しい判断だった」
恩師となったハーベイ氏の言葉により、フットボールに専念することを決めたようだ。
「彼はたくさんの選手を見てきた中で、僕ほど才能を持っている選手は見たことないと言ってくれた」
「ハードワークを続ければ、すぐにでもトップチームに上がれるはずさ」
この言葉の2年後、彼は実際に16歳でプレミアリーグにデビュー。その後の成功に繋がった。
15日のスロベニアで、イングランド代表100キャップを達成したルーニー。この偉大な記録の裏にはこうした背景があった。
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