ユベントス残留を希望するアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
今夏、レアル・マドリーからユベントスに移籍したアルバロ・モラタ。15-16シーズンもしくは16-17シーズン終了後にレアル・マドリーが買い戻せるオプションもついているが、どうやら選手にその意思はなさそうだ。イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。
モラタは「マドリーに戻るかって?いや、僕はユベントスで幸せだ。僕は買い戻しの条項については知らない。それについては代理人と父親が知っている」と語り、今はトリノでの挑戦に集中していることを明かした。
また、ユベントスについては「ユーベのようなクラブに呼ばれたらノーとは言えない」と讃え、一方で新たなリーグへの挑戦に慣れるには時間が必要だと強調した。
スペインからイタリアに活躍の場を移したモラタだが、イタリアサッカーの印象は良いようだ。イタリアの練習については、「フィジカル練習が多く、とても戦術的だ」と述べた一方で「イタリアサッカーがつまらないなんてことはない。カルチョは成長しているんだ。ポテンシャルの高いチームたちが美しいサッカーを展開している。このリーグはマドリーと比べても戦術的だね」と好印象であることを説明している。
セリエAでは2試合連続でゴールを決め、イタリアサッカーへの適応を見せているモラタ。確かな才能を持つ選手なだけに、今後の成長に期待が高まっている。
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