日本代表は15日、愛知県内からオーストラリア戦の会場となる大阪へ移動した。
再び主将として日本代表をけん引したMF長谷部誠は、新チームの印象について「ポジションもシステムも違うし、非常に全く新しい形。若い選手も、能力を持った選手も沢山いる」と述べた。
そして、今後に向けて「そういう選手たちともっとフェアな争いをして、お互い高めあっていければいいなっていうのが率直な感想」とさらなる向上に意欲を示した。
ハビエル・アギーレ監督については「攻撃でも守備でもヒントは与えてくれるし、ピッチで表現する自由も与えられている」と印象を語った。
それでも、自由を与えられていることに関しては「それなりの責任も伴うので、そういうところは選手間でしっかり話してやっていかないといけない」とコミュニケーションの重要性を説いた。
次戦は18日のオーストラリア戦。試合での対策を聞かれると「最近のオーストラリアは見てないから分からないけど、ケイヒルがいる」とニューヨーク・レッドブルズに所属するベテランのMFティム・ケイヒルを要注意人物に挙げた。
そして、自身がアンカーで先発した場合にはマッチアップとなる可能性も高いだけに「やはりヘディング強いんで、そのセカンドボールが大事になる」と気を引き締めた。
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