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日本代表 10年前

外国人が見たホンジュラス戦。内田、長谷部、遠藤の復帰で本物の『日本代表』に。快勝は評価も「相手が酷い」

text by 編集部 photo by Getty Images

「内田、長谷部、遠藤はこの舞台で出来る選手」

外国人が見たホンジュラス戦。内田、長谷部、遠藤の復帰で本物の『日本代表』に。快勝は評価も「相手が酷い」
酒井高徳は自信を持ってプレーしている【写真:Getty Images】

――終盤に立て続けのゴールで前半は3-0で折り返しました。印象に残った選手は誰ですか?

「酒井高は自信持ってプレーしている。今まで5試合中4試合でスタメンだからね。落ち着いていて、戦える選手」

――では、チーム全体の印象はどうでしょうか

「連動がスムーズになった。DFからMFまで、そしてMFからFWまで。前は少しズレていたけどね」

――では、逆に不満の残る出来だった選手は?

「香川かな。静かにプレーしていて、忍者みたい。ものすごく悪かったわけではないけど、遠藤がゲームメイクしているから消えてしまうのかも」

――相手のホンジュラスはいかがですか?

「良いチームではないね。酷い。組織がない。判断力もまだまだだけど、寒すぎるのかも。スタジアムは本当に『冬』を感じる。選手は手袋をしているしね」

――後半はスタートから武藤に代えて乾を投入しました。武藤の出来はいかがでしたか?

「まあまあかな。あまり貢献出来なかったね。でも、本田、遠藤、岡崎もいたし、毎回素晴らしいパフォーマンスは出来ない。たまにはこういう時もある」

――1トップはこの試合も岡崎が起用されましたね

「相変わらず働き者。岡崎がいれば相手の仕事は難しくなる。いつも動いているし、タックルも良い。僕がDFだったら『こいつウザい!』と思うよ(笑)」

――岡崎と交代で出場した豊田が代表初得点を決めました

「豊田にとってはすごく良いこと。でも、香川は何やってるの!? シュート打たなきゃ!」

――結局、6-0とゴールラッシュで快勝しました

「これが本物の日本代表。このレベルでは、選手の技術だけは足りない。経験、そして精神的な強さも必要」

――今回のメンバーにはそれがあった

「そう。内田、長谷部、遠藤はこの舞台で出来る選手。森重と酒井高も徐々に慣れてきたね。でも、相手が非常に悪かった…」

【了】

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