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ドルトムント、早くもロイス移籍後のプランを想定。穴埋めはスペインの若手FWか

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムント、早くもロイス移籍後のプランを想定。穴埋めはスペインの若手FWか
パコ・アルカセル【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントがスペイン代表でバレンシアのFWパコ・アルカセルに興味を示しているようだ。14日のドイツ紙『シュポルト・ビルド』が報じている。

 バイエルン・ミュンヘンやバロセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなどビッグクラブへの移籍が噂されているMFマルコ・ロイス。同紙は、ロイスと同等の能力を持った選手を探すのは不可能に近いと見解を述べた。それでも、同選手が移籍したことを想定して、選手をリサーチする必要があると同紙は考えている。

 当然、優先順位としてはロイスと契約を延長するのが1番だが、今季のドルトムントの成績では残留の可能性はあまり高くない。ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOも以前「チャンピオンズリーグ(CL)を逃すことになれば、引き留めは難しいだろう」と、語っている。

 ロイス移籍を想定し、ドルトムント側も当然リサーチを勧めており、その中の一人にどうやらアルカセルが入っているようだ。

 アルカセルは現在スペインリーグ11試合で4ゴール4アシストを記録。W杯後にはスペイン代表デビューも果たしている。実際はCFとしてプレーしているが、サイドのMFとしてもプレー可能な様子。契約は2016年までバレンシアと結んでおり、その市場価値は約2000万ユーロ(約28億円)と言われている。

 しかし、もしロイスが移籍するとなると、違約金2500万ユーロ(約35億円)をドルトムントが得ることになり、獲得も不可能ではない。

 将来性もあり獲得してもおかしくはないが、MFマリオ・ゲッツェ、FWロベルト・レバンドフスキと主力を次々に引き抜かれており、ロイスまでいなくなると、やはりトップレベルの即戦力が必要だろう。

 チェルシーのFWアンドレ・シュールレという噂もあり、今後もこの話題は決着がつくまで各国で続きそうだ。

【了】

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