移籍市場に詳しいイタリア人記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、インテルのワルテル・マッツァーリ監督の解任が13日に決定的になった。
後任には2004年から2008年まで4年間同クラブの監督を務めていたロベルト・マンチーニ氏が就任することが濃厚となっている。
この度復帰するマンチーニ氏はインテルを指揮した4年間でセリエAを3回、コッパ・イタリア2回、イタリア・スーパーカップ2回獲得していた。
その後マンチェスター・シティの監督を務め、昨季までガラタサライの監督を務めていたが退任。現在はフリーとなっていた。
インテルとマッツアーリ監督は2016年6月末まで契約を残しており、契約解除にあたり1シーズン400万ユーロ(約56億円)の違約金を支払わなければならない。
マッツアーリ監督は監督キャリア14年で途中解任は初。イタリアではレアなケースだった。
なお、現在マンチーニ氏の代理人がミラノに向かっており、問題がなければ現地時間今晩中にも正式にサインする見込みとなっている。
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