AFCのシャイフ・サルマーン・ビン・イブラーヒーム・アール＝ハリーファ会長【写真：Getty Images】
アジアサッカー連盟（AFC）は13日、2022年のカタールW杯開催が正式決定したことを支持する声明を発表した。
カタールは、18年W杯開催地のロシアとともに町地活動での不正が疑われていたものの、FIFA（国際サッカー連盟）は約18ヶ月に及ぶ調査の結果、不正はなかったと発表。両地でのW杯開催が正式に決定した。
この決定についてAFCは「根拠のない談合の疑惑をクリアにするFIFAの声明を歓迎している」とし、バーレーン出身のシャイフ・サルマーン・ビン・イブラーヒーム・アール＝ハリーファ会長は「カタールでのW杯開催に向けて不正疑惑から解放されたことに満足している」と述べた。
また、「AFCは常にカタールが持つW杯開催の権利を守るために彼らを支持した。そしてこの決定は我々の信念とサポートを再確認するものだ」と喜んだ。
カタールでのW杯開催は、アジアにとって02年日韓大会に続いて2度目となるが、AFCは「アジアが提供する最高のW杯とするために全てのアジア諸国に対して協力を求めていく」と“前回大会”を超える意欲を示した。
さらに、中東・西アジアでは初となるため「アジアにとって重要な瞬間であり、新たな歴史を作るための素晴らしい機会となる」と加えた。
【了】
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