PSV所属のオランダ代表のFWメンフェス・デパイが来夏にも移籍するかもしれない。13日のオランダ雑誌の『ヘルデン』でフィリップ・コクー監督が明かしている。
8月に2018年までの契約を延長したデパイだったが、どうやら夏に移籍することが濃厚となっているようだ。
コクー監督は「メンフィスは売りに出されるだろう。それを邪魔することはできない」と同紙で明かしており、移籍を止めることは厳しい模様。
さらに、「今季ここに残ることが彼にとってベストだと思った。そして、次のステップに進むためには50試合ほどプレーをすることが大事だと考えた」と、デパイの成長のためにもう1シーズンプレーさせたと話している。
市場価値が約220万ユーロ(約3億800万円)と言われる同選手にはマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムが興味を示している様子。特にユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、ブラジルW杯のオランダ代表で指導しており熱心なようだ。
今季8試合7ゴールで得点ランク2位につける同選手がいなくなることは、PSVにとっては痛手だろう。しかし、コクー監督は「素晴らしいことだ。PSVで成長し、次のステップに進める」と移籍を歓迎し、応援するつもりでいる。
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