マルティン・ウーデゴー【写真:Getty Images】
15歳のノルウェー人天才少年に世界のビッグクラブが触手を伸ばしている。13日、スペイン紙『マルカ』はレアル・マドリーとバルセロナがユースチームに勧誘したと伝えた。
12月17日に16歳を迎える、ストロムスゴッセのMFマルティン・ウーデゴーは、ノルウェーリーグとノルウェー代表の公式戦最年少出場選手となった。移籍先はまだはっきりしていないが、クラブが受けた無数のオファーによって売却が実現するのは時間の問題と言える。
リバプールのサポーターでもあるウーデゴー。しかし、「必ずしもリバプールでなくてはいけないというわけではない。まずは今シーズンを終え、いくつかのクラブを訪問してみる」とかつてドイツ紙『ビルド』に語っていた。
その発言通りウーデゴーは、既に先週マドリーのバルデベバス練習場で数日過ごし、満足して母国へ帰ったという。対して、バルセロナもクラブを知ってもらうためにカンテラ育成施設「ラ・マシア」に訪れるよう招待した。
また、イングランドではチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドが興味を持っており、香川が属するドルトムントに関しては、クロップ監督が既に直に選手と会って話したという。
ノルウェーの若手スターにはいくつもの未来が待っている。そのどれを選択してもビッグクラブの一員には違いない。果たして、彼はどのような選択をするのだろうか。
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