2022年ワールドカップ招致活動を行なっていた日本サッカー協会【写真:Getty Images】
FIFAは13日、2022年カタールW杯における招致活動に関するレポートを公開した。その中で日本サッカー協会の“プレゼント”が問題視されていることが明らかとなった。
レポート内の6、4、2項において、日本サッカー協会がFIFAの役員に対し一人当たり700ドルから2000ドル(8万円から23万円)相当のプレゼントを渡そうとしていたことを記載し、そういった行動は誤解を誘うことであるとの見解をFIFAは示した。プレゼントの内容は「特別ボール、デジタルカメラ、ハンドバッグ」とされている。
また、今回の問題をうけて「将来的にはプレゼントに関する具体的なルールが必要である」とも記載している。審査員や取引先へのプレゼントは比較的日本では見られる文化とも言えるものだが、“賄賂”と受け取られかねない。日本特有の気遣いが今回の件では大きな誤解を産んでしまったようだ。
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