アブラモビッチ体制でチェルシーの収支が黒字となるのは実はこれが2度目【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ、チェルシーが2013-14シーズンの年間収支で2000万ポンド(約36億円)の黒字になったと13日付の英紙『デイリーメール』など複数メディアが伝えている。
2004年に発足したアブラモビッチ体制でチェルシーの収支が黒字となるのは実はこれが2度目。2011-12シーズンに140万ポンド(2億5000万円)の黒字を出して以来のことだ。
報道によれば、今季のチェルシーは全体で3億2500万ポンド(約591億円)という売上を記録したようだ。
要因としては、今年の1月にMFファン・マヌエル・マタを3710万ポンド(現在のレートで約67億円)でマンチェスター・ユナイテッドへ、今夏にはDFダビド・ルイスをパリ・サンジェルマンへ5000万ポンド(現在のレートで約91億円)で売却したことが大きかったようだ。
これまでは毎年のように選手獲得に莫大な費用を費やしてきたチェルシー。アブラモビッチのオーナー就任後10年間で、実に6億ポンド(約1100億円)という大金をつぎ込んできた。
それが一転、ファイナンシャル・フェアプレーへの対策も実を結び、現体制で最大の利益を計上。
ホームスタジアムの移転もしくは拡張というプランも浮上しており、今後も現状を維持できるかに注目が集まる。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→