バルセロナのアンドニ・スビサレッタSDは、アーセナルから加入したDFトーマス・ヴェルメーレンの獲得時に手術を勧めたメディカルスタッフの提案を却下していた。カタルーニャ公共TV局『TV3』が12日に伝えている。
同局によると、ヴェルマーレンのメディカルチェックは普段のより長引き、同選手のフィジカルコンディションを信用できず、獲得する前に手術をスビサレッタに勧めた。しかし、元バルセロナGKであるSDは「必要ない」と判断した。
現地でもスビサレッタはSDとしての能力が疑問視されており、『TV3』が報じたニュースによってバルサSDの信頼性はより薄くなると思われる。
バルセロナは、ヴェルメーレン獲得に1800万ユーロ(約25億2000万円)の移籍金を支払ったものの、ブラジルW杯で負った負傷からまだ回復しておらず、公式戦デビューはまだ果たせていない。10月25日のクラシコにはメディカルスタッフからOKを出されたものの、未だに別メニューで調整を続けている。
同選手を紹介する日、スビサレッタは「ヴェルメーレンのフィジカルコンディションに疑いの余地はない。即座にプレーできる」と断言していた。この他にもSDとして様々な失態によって、現地ではレアル・マドリーのサポーターが半分冗談で「スビサレッタ、永遠にバルサにいてくれ!」という声もあがっている。
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