セルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスは12日、スペイン『ラジオ・マルカ』でマドリーの過去と現在、そして未来に関する様々な質問について答えた。
セビージャの下部組織で育ち、10年前にマドリーに加入したラモス。両クラブへの感謝を述べつつ、「何度も繰り返したようにマドリーでの引退なら喜んでする。契約延長は金銭の問題ではない」と、クラブへの忠誠を誓った。
その後、質問はカシージャスやアルベロア、クラシコ、監督についてなど多岐にわたった。特に多くを語ったのはクラシコについてだ。10月25日に行われたこの試合、マドリーは3-1でバルセロナを下している。
「あの試合でマドリーはかなり優越だったと思う。とても完璧な試合をした。完全に試合を支配してバルサにほとんどゴールチャンスを作らせなかった。むしろ点差はもっと開いても可笑しくなかった」と、優越感に浸っているかのように試合を振り返った。
勝因の一つをしてあげたのがチームの結束。「2年前よりかチームは団結しているかもしれない。空気はより爽やかでもっと落ち着いている」と、モウリーニョ最後のシーズンと比較した。ここ数年関係が悪化したカシージャスとアルベロアに関しても「チームメイトとしてお互いリスペクトし合っているよ」と語るなど問題はないようだ。
この穏やかさを取り戻したキーマンは、アンチェロッティ監督に他ならない。「偉大な方であると同時に、チーム外でスキャンダルを起こさない安定性をクラブに与えた。どんなタイプの選手や問題も扱い方に困らなかった」と、イタリア人指揮官のチームマネジメントを称えた。
「僕は彼とのプロとしての関係を保ちながら、彼の友達だと思っている。何時間も一緒に話していて彼から色々学ぶよ。元サッカー選手の監督からは他の監督より学べる」と、これもまたもやモウリーニョを指していると思われる発言をした。
【了】
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