バイエルン・ミュンヘンのMFジェルダン・シャキリ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのMFジェルダン・シャキリが、夏に移籍を希望していたことを明かした。12日にスイス紙『ブリック』が伝えている。
2012年にバイエルンに移籍したシャキリは、リーグ戦26試合に出場。ユップ・ハインケス元監督の下で3冠達成に貢献した。
ジョゼップ・グアルディオラ監督に代わった昨季は、リーグ戦出場が17試合に留まり出番が軽減。シャキリは「夏に移籍を望んでいた。しかし、クラブが(残留を)決定した以上そうするしかない」と同紙に打ち明けている。
さらにシャキリは、W杯後に「新しいことに挑戦するにはいいタイミングだった」と、感じていた様子。そして、ユベントスやリバプールなど他クラブから多くのオファーがあったという。
だが、バイエルン側はこれを拒否し、シャキリを残留させた。同選手は「クラブが決定したなら、選手としては何もできないよ」と、移籍を断念したことを明かした。
移籍を希望していたとはいえ、「もちろんミュンヘンに残ることも非常に良いとは思っていた」と、残留も選択肢にあったようだ。
しかし、現状は11試合終えて8試合に出場でトータル312分しかプレーできていない。それについて「簡単ではないことはわかっていた。しかし、自分が思ってた以上でがっかりだよ」と、落胆。夏以降もグアルディオラ監督の信頼は得られていないと感じている。
そして「僕がすべてのゲームでゴールを決めたとしても、スタメンとしては考えてもらえないだろう」と、嘆いている。
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