内田篤人【写真:Getty Images】
日本代表は12日、豊田市内でホンジュラス戦(14日)に向けた合宿3日目を行った。
DF内田篤人(シャルケ)は、合宿初日に“代表引退発言”を報じたメディアへの不満を口にしたが、その影響もあってかこの日の取材では丁寧な質問を投げかける報道陣に対して「超真面目じゃん」と苦笑いを浮かべた。
初招集となったアギーレ体制では、FW本田圭佑と右サイドでコンビを組むことが濃厚となっているが、「やってみないと分かんない。前もってはいくらでもイメージ出来るし、ボードで色々考えるのは分かるけど、それをピッチの上で出来ないからW杯も上手くいかなかったわけだし」と、実戦を繰り返すことでしかチームは作れないことを強調した。
この2試合は来年1月のアジア杯前最後のテストマッチとなるが「選手はそんなの関係なく、勝ちにこだわった方がいいと思う」と勝利を追い求める姿勢を見せた。
また、新体制ではアンカーを置いた4-1-2-3システムに注目が集まっているが「システムとかどうでもいいから。そういうことじゃないと思う。それは監督が考えること」と、選手はプレーすることに集中する必要性を説いた。
とはいえ、肝心のアギーレ監督は母国メキシコでのサッカー殿堂表彰式に出席するために一時離脱中。それだけに、チームの特徴を聞かれても「基本的なことしかやってない。監督いないし」とここでも苦笑いを浮かべた。
また、監督不在時の練習では「残っているコーチも、周りのスタッフも監督いない分、一生懸命やってくれている」としながらも「ちょっと練習がのんびりしちゃってるけど」と、やや緊張感に欠けている様子を明かした。
【了】
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