ジネディーヌ・ジダン氏【写真:Getty Images】
ジネディーヌ・ジダン氏は11日、元プロのフランス人4人と共に最後の監督ライセンス取得の講習を受けるため、スタッド・レンヌのコーチ教育センターに向かった。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
今季レアル・マドリー・カスティージャ(2軍)の監督に就任したジダン氏は、ライセンス非保持によって10月27日に3か月の謹慎処分が下された。そして、母国でライセンス取得のコースをスタートさせた為、完了するまでは全ての行程をフランスで続ける必要がある。
レンヌの元監督ギ―・ラコンブ氏とレンヌのフィリップ・モンタニエ現監督によって指導されるこのコースは、代表ウィークを利用して11日から13日の期間に行われる。全ての行程を終えた後、5月にはFIFA加盟国の各部リーグで監督としての指導が可能となるUEFAプロ(レベル3)ライセンスを取得出来る見込みである。
また、同紙は「フランスサッカー連盟(FFF)の要望によって、この講習は静かに行われるために全面閉鎖となる」と報じた。
ジダンと講習を共にする4人は、1998年にジダン氏とともにW杯優勝を遂げたベルナール・ディオメド氏、3日にバスティアの監督を解任されたクロード・マケレレ氏、ボルドーのウィリー・サニョル監督とニースの元監督エリック・ロワ氏である。
ジダン氏は、マドリーがスペインスポーツ裁定審議会に上訴したことによって処分保留になっており、現在もカスティージャの監督として活動が可能となっている。
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