元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が本田圭佑について語っている。イタリアメディア『トゥットメルカートウェブ』がコメントを伝えた。
セリエA序盤戦でミランを牽引した本田だが、ここ4試合ではゴールを決められずにいる。しかし、ザッケローニは「それは違う。彼はもともと非常に多くの得点を決める選手じゃない。中盤と前線をつなげる選手。今は右ウイングに慣れているところだ」と、コメント。役割の変化に対応する時間が必要だと擁護した。
また、長友佑都が所属するインテルもまた、今季思うような成績を残せていない。ミランは現在7位、インテルは9位と停滞している。ザッケローニは「ミランはインテルの前を進んでいるね」と2チームを比較した。ミランについては「激しさと不安は少なく、多くの確実性を持っている」とし、一方のインテルには「ピッチでもっと自信を持たなければいけない」と述べた。
ミランとインテルは代表ウィーク後の現地時間23日にミラノダービーを迎える。浮上のきっかけを掴むのはどちらのチームだろうか。
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