日本代表は10日、豊田市内でホンジュラス戦(14日)に向けた合宿を開始した。
アギーレ体制で初招集となったDF内田篤人(シャルケ)は、ブラジルW杯後のインタビューでクラブと代表でのパフォーマンスの差にジレンマを抱えていたことを吐露(https://www.footballchannel.jp/2014/06/25/post45260/)。
代表引退の可能性を問われると「少し前から考えていた」としつつ「このまま(代表を)下の世代に任せるのもどうかとも思う」とも語った。あくまでも揺れ動く胸中を告白しただけだったものの、巡り巡って“代表引退報道”にまで発展。
自らの意図と違った形で報じられたことに「なんか怖いなあと思った」と心境を明かした。
さらに、「W杯が終わってから代表のことに関しては喋ってなかったのに、最近喋ったかのように書いてあった」とし、「僕は喋らなくても皆さん記事書けるし、喋んなくてもいいかなと」と報道への不信感を述べた。
実際、9月と10月の計4試合で選外となったのは負傷によるもの。アギーレ監督は「負傷から復帰してシャルケでのプレーを再開させたためリストに加えた」と語っている。
しかし、8日のフライブルク戦で左手甲を負傷。この日の練習でもテーピングを巻いての参加となったが「大丈夫。手は別にサッカー選手なんで関係ないというか、あの程度で折れていたら骨が足りない」と問題ないことを強調。
それでも、出場に関しては「ドクターとの話し合いです」と経過を見て決断する意思を示した。
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